Webプロデューサーになるには
Webプロデューサーになるための勉強法
Webプロデューサーになるためには、サービスのビジネスモデルをWebサイトで表現するために常に情報収集しておくことや、Webに限らず幅広い知識が必要です。ここでは、それらの知識を得るために必要なことについて紹介をします。
目次
a. 本を読んで知識を増やしておく
Webプロデューサーになるためには、さまざまな本を読み知識を得ておかなければなりません。そこで、Webプロデューサーになるために読んでおいたほうが良いおすすめの本を3冊紹介します。
出版社 ワークスコーポレーション
Webプロデューサーの知識を得るための本として、「Webプロデュース」は外せません。この本は、Webプロデュース検定の公式ガイドブックとして多くの人に読まれており、インターネットビジネスの環境・ビジネスモデル・マーケティングや集客・プロデュースやサイト設計などプロデューサーに必要な実務の知識が、この1冊で網羅できます。
出版社 日経BP
シリコンバレーで多くの企業に採用されているサービス開発手法について学べます。プロジェクト進行方法などが体系的に紹介されているため、実務で生かせる知識を効率よく得られるでしょう。
出版社 日本能率協会マネジメントセンター
ドラッカーはマネジメントの発明者ともいわれており、その彼が提唱したマネジメントに必要な基礎知識を図解で分かりやすく学ぶことができます。
b. Web業界のトレンドを学ぶ

Webプロデューサーになるためには、Web業界のトレンドも学んでおかなければなりません。Web業界のトレンドを学ぶためには、フレームワークなどの知識や開発をするために必要なツール、Webデザインのトレンドといった幅広い知識が必要です。
たとえば、Webアプリケーションフレームワークの「Bootstrap」があります。これはTwitter社が開発した、Webサイトを効率的に開発できるツールで、NASA(アメリカ航空宇宙局)やMSNBCなどでも採用されている実績のある技術です。レスポンシブデザインのWebサイトなども簡単に構築することが可能なため、Web制作の現場で利用する機会が多くあります。したがってこの知識を身につけておくことで、フロントエンドエンジニアなどの制作担当者との円滑な意思疎通にも役に立つでしょう。

バージョン管理ツールの「Git」についての知識も必要です。Gitを利用することで、HTMLやJavaScriptなどのWebサイトを構築するソースコードを管理し、プロジェクト内で共有できます。変更履歴も管理できるため、大規模プロジェクトだけではなく、小規模なWeb制作のプロジェクトにおいても、Gitの存在は欠かせません。
上記で挙げた知識のほかにも、Webデザインのトレンドを押さえておくことも必要なため、デザイントレンドが視覚的に確認できるサイト「Pinterest」を活用しましょう。多くのデザインからインスピレーションを受けるだけではなく、サイト設計時やクライアントとのイメージ共有にも利用することが可能です。
c. 幅広い知識を資格から学ぶ
Webプロデューサーになるための資格は問われませんが、Webプロデューサーとして活躍するためには幅広い知識を得ておかなければなりません。効率的かつ体系的に知識を得るためには、資格を取得することが効果的です。Webプロデューサーの知識を得るためには、「Webクリエイター能力認定試験」や「Web検定 Webプロデューサー」といった資格の取得を目指すとよいでしょう。
おすすめの資格
Webクリエイター能力認定試験
https://www.sikaku.gr.jp/web/wc/
Webクリエイター能力認定試験は、Webサイト制作で求められる実践スキルが身につくほか、クライアントをはじめ、Webデザイナーやフロントエンドエンジニアなどのプロジェクトメンバーとのコミュニケーションに最低限必要な知識が学べます。Web検定 Webプロデューサーは、Webサイトを成功に導くWebプロデュースのスキルが身につく資格です。この資格では、Webプロデューサーに必要なビジネス企画、マーケティング、集客、プロデュースといった幅広い知識が学べます。
Web検定 Webプロデューサー
Webプロデューサーは、Web検定の中でもっとも難易度が高い資格といわれており、取得することでWebプロデューサーとしての市場価値を高めることができるでしょう。
Web業界のトレンド情報を知りたいあなたに
ウェブスタッフでは、会員登録をしてくださったWeb業界の転職事情やトレンド情報をお伝えするメールマガジンをお届けしています。
今すぐに転職を考えているわけではないものの、今後のキャリアについて迷っているという方も、ぜひご登録ください。
- マイのキャリア TOP
- Webディレクターのキャリア TOP
- 1.Webプロデューサーになるには
- 1-1.Webプロデューサーになるための勉強法