Webプランナーになるには
Webプランナーになるための勉強法
Webプランナーになるためには、クライアントの要望を企画提案するための表現力を磨くと同時に、Webに限らず幅広い知識を身につけておくことが必要です。ここでは、それらの能力を身につけるための方法について紹介をします。
a. 本で学ぶ
デザインやアイデアといった表現力を学ぶために、さまざまな本から学ぶことをおすすめです。Webプランナーになるために読んでおいたほうが良いおすすめの本を3冊紹介します。
出版社 CG-ARTS協会
デザインやアイデアに関する本の中でも「Webデザイン」は、コンセプトメイキングから運用までの流れが分かると同時に、情報収集や分類の考え方も理解できます。さらに、Webデザイナー検定エキスパートに対応しているため実務にも生かすことが可能です。本書はWebプランナーに必要な知識や業務、またWebデザインを幅広く学ぶには最適な1冊といえるでしょう。
出版社 CCCメディアハウス
ジェームス W.ヤング著の「アイデアのつくり方」は、原著が1940年という非常に歴史のある本でありながら、今なお多くの人に読み継がれている不朽の名著です。この本では、アイデア作成時に通る5つの段階が学べるでしょう。その段階とは、「データ集め」、「データのそしゃく」、「データの組み合わせ」、「ユーレカ(発見した!)の瞬間」、「アイデアのチェック」という5つの要素です。また、その5つの段階のほかにアイデアの基礎となる原理も習得できます。
出版社 早川書房
この本を読むことで、人々のニーズを探り出す方法が分かるとともに、問題発見から解決に至るプロセスが体系的に学ぶことができ、実務に生かすことが可能となるでしょう。
b. トレンドを押さえる

Webプランナーは、常にWebのトレンドを押さえておかなければなりません。そのためには、Webサイトなどを活用して情報収集をすると良いでしょう。
Webのトレンドを押さえるために活用できるWebサイトは非常にたくさんありますが、なかでも写真共有サイト「Pinterest」がおすすめです。世界中の人が利用しており、2019年8月の時点で月間のアクティブユーザー数が3億人という驚異的なユーザー数を誇ります。そのため、世界中のユーザーが投稿したWebデザインをみることができます。また、参考になりそうなデザインはお気に入りに入れておくことができるため、Webデザインの構想などでインスピレーションを得ることができるでしょう。
(関連記事:参考になるデザインサイトまとめ)
c. デザイン力やマーケティング力が身につく資格を取る
Webプランナーになるためには資格は不要ですが、デザイン力やマーケティング力といったスキルを身につけるためには、Webデザイナー検定やマーケティングビジネス実務検定といった資格の取得が欠かせません。
おすすめの資格
https://www.cgarts.or.jp/kentei/about/web/
Webデザイナー検定
Webデザイナーをはじめ、WebプロデューサーやWebディレクターなどを想定した資格です。もちろん、Webプランナーにも有効な資格のため、Webプランナーを目指すなら取得しておくとよいでしょう。この資格では、デザインだけではなくコンセプトから運用までと幅広く、インターフェースやナビゲーション、動きや技術など具体的に学べるため、Web制作やWeb運用といった現場において実践で生かせます。
マーケティングビジネス実務検定
特定の業種や業界にとらわれない共通マーケティング知識が得られる資格で、取得することで実務で使えるマーケティングの知識を身につけることができるでしょう。
Webプランナーへのキャリアアップを目指そう!
インターネットやスマートフォンが普及した結果、どの企業もWebサイトを持つことが当たり前になりました。それらのWebサイト制作の成否を決めるのが、Webプランナーが手掛けるWebサイトのコンセプト設計です。Webプランナーとして活躍していきたいと考えている方は、意識してスキルアップしていきましょう。
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