Webデザイナーのキャリアプラン

3.アートディレクターになるには

Webデザイナーとして働いている人なら、将来のキャリアパスのひとつにアートディレクターという選択肢があります。

アートディレクターは、クリエイティブチームの責任者と表現することができる立場です。クリエイティブという言葉の意味は業界によって異なりますが、Web関係の職場であればWebサイト全体のデザインや、各部分で使われるパーツ素材、広告用動画などの作成を指します。

一人のデザイナーが全部の仕事を担当することもありますが、案件規模が大きくなれば、全体のイメージをアートディレクターがまとめ、それぞれのプロフェッショナルが各パートを担当するというチーム体制が取られることが多くなります。アートディレクターは、自らがデザインを行ったり、素材を作成したりといった仕事はあまりしません。その分、言葉にしにくいクリエイティブ分野でイメージをすり合わせ、統一感のある制作を行うためにチームを統率する役割を担います。

(関連記事:アートディレクターの仕事内容や年収は?)

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ワンポイントアドバイス

アートディレクターは、クリエイティブ制作の企画から進捗、品質、納品までを管理することが仕事です。プロジェクト期間を通してメンバーや外部の関係者とのコミュニケーションを取りながら制作を進行します。

制作物のコンセプトや求められるデザインを理解し、必要な修正を指示する必要があるため、デザインのセンスとスキルが求められます。

そのため、アートディレクターになるにはデザイン分野の業務経験を積み、スキルを磨いてからという道筋をたどるのが一般的です。

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アートディレクターに求められるスキル

アートディレクターにはデザインスキルだけでなくさまざまなスキルが求められます。要求されるデザインを理解し、設計し、そして周囲に要求し、必要な指示を与えるためにはデザインのセンスとスキルを磨くことは必須事項です。さらに、マネジメントスキルを磨いておくことも大切です。

まず、ディレクターとして全体を統括するために必要な「コミュニケーション能力」や「調整力」を身につけておきましょう。
複数の関係者が関わる中で、意思疎通を円滑に行うことができなければ、納期やメンバーのモチベーションに大きな影響が生じ、制作物の品質も高めることができません。社内外とのやり取りや調整に積極的に関わって仕事に取り組むようにしましょう。

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ワンポイントアドバイス

アートディレクターの大事な仕事で、デザイナー職ではなかなか経験しにくいのが「プロジェクト管理」です。プロジェクト管理のスキルを磨くには、予算管理や進捗管理、品質管理などのマネジメント方法を学び、チームを統率するためのチームマネジメントのスキルを磨くことが求められます。

リーダー経験ができる機会があればできるだけチャレンジしてみましょう。

Webデザイナーがアートディレクターをめざすためには、身につけておきたいスキルが多いため、計画的な準備が大切です。
ここでは、Webデザイナーの方がアートディレクターを目指すために身につけておきたいスキルや勉強方法、おすすめの本を紹介します。ぜひ参考にしてください。

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