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Y.Yさん
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有期雇用から無期雇用に転換しました。
通常の業務については無期雇用派遣になったからといって特に何かを意識することはなく、以前と同じように同じ仕事を続けられています。
Working methods
派遣社員には「有期雇用」と「無期雇用」の2種類の働き方があるのをご存知ですか?
2013年4月1日に施行された「改正労働契約法」により、「無期雇用派遣」という新しい働き方が生まれ、派遣社員の選択肢が増えました。
自分にあった働き方を選ぶために、「無期雇用派遣」のメリット・デメリット、従来の有期雇用派遣や正社員との違いなどを知っておきましょう。
派遣社員には、有期雇用派遣(「登録型派遣」とも呼びます)と無期雇用派遣の2種類の働き方があります。
無期雇用派遣は、派遣社員と派遣会社が無期限で雇用契約を結んだうえで、企業に派遣される働き方です。派遣先での仕事が終了した後も、派遣会社との雇用は継続したまま次の就業先の紹介を受けます。
有期雇用派遣は、派遣会社と期間を決めて雇用関係を結び、派遣先企業でお仕事をするという、従来の派遣の働き方です。派遣先企業でお仕事を開始した日からお仕事が終了する日まで、派遣会社と雇用契約を結びます。
無期雇用派遣 | 有期雇用派遣 | |
---|---|---|
雇用期間の制限 | なし | あり |
派遣先 | 派遣会社が派遣先を指定 | 時間・場所・期間・業界・仕事内容など自身で選択 |
雇用契約の成立 | 派遣会社に採用されたとき | 派遣先での就業開始日 |
派遣先で就業が終了した場合 | 雇用契約は継続 | 雇用契約は終了 |
無期雇用であっても有期雇用であっても、派遣先企業と派遣会社のあいだでは、同じように労働者派遣契約が結ばれています。派遣先企業からの仕事の指示の出し方に違いはなく、無期雇用派遣になったからといって、業務そのものに影響することはありません。
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Y.Yさん
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有期雇用から無期雇用に転換しました。
通常の業務については無期雇用派遣になったからといって特に何かを意識することはなく、以前と同じように同じ仕事を続けられています。
2015年9月30日に施行された改正労働者派遣法により、原則的に派遣社員が同じ職場で3年以上働き続けることができなくなりました(3年ルール)。3年を限度とする派遣期間が切れた翌日を抵触日といいます。
企業に派遣されている派遣社員が、派遣会社と無期雇用契約を結んだ場合、抵触日を過ぎても同じ派遣先企業で働き続けることができます。
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K.Aさん
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派遣先の企業は働きやすく、また自分のライフスタイルにも合っているため、とても気に入っています。
有期雇用派遣では3年で契約が終了してしまうため、ウェブスタッフの担当者と相談し、無期雇用に変更してもらいました。無期雇用派遣を選択したことで、今の職場で働き続けられています。
有期雇用派遣の場合、派遣先のお仕事が終了した時点で、派遣会社との雇用契約が終了し、それ以降のお給料は支払われません。
しかし無期雇用であれば、派遣先企業のお仕事が終了しても派遣会社との雇用契約は継続するので、お給料が支払われます。派遣会社が新たな派遣先企業を探し、そちらで勤務することになります。
万が一、派遣会社の都合で仕事のない期間ができた場合は待機する形になりますが、雇用は継続しているため休業手当が支払われます。
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Y.Yさん
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有期派遣だったころは、働いている派遣先企業との契約が終了すると、急いで次のお仕事を探さなければなりませんでした。現在は無期雇用で働いているため、将来的に現在の派遣先企業でのお仕事が終了しても、次の仕事が保証されています。すぐに失業することがなくなったため、安心して働くことができています。
有期雇用派遣の場合、数ヶ月~1年程度の契約を結ぶことが一般的です。同じ職場で長く働く場合でも、たとえば3ヶ月ごとに契約を更新しなければなりません。無期雇用派遣になると、勤務先や給与などの条件の変更がない限りは、契約手続きが必要なくなります。
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K.Aさん
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以前は、3ヶ月の契約更新のたびに、派遣会社に契約書を送る必要がありました。無期雇用になったことで頻繁に更新確認の契約書をかわすことがなくなり、手続きの手間が軽減されたと感じています。
派遣の魅力のひとつは、自分のライフスタイルにあわせて、働く企業や日数を自分で自由に選ぶことができることです。しかし無期雇用派遣の場合、派遣会社が決めた企業で働くことになります。ひとつの派遣先企業で長く働くことも珍しくありません。
また現在の派遣先企業との契約が満了したときには、派遣会社が次の職場を決定します。基本的には派遣会社が指示した派遣先企業で就業することになるため、希望の仕事に就けないこともあります。
多くの企業で業務経験を積みたいという方にとっては、有期雇用派遣のほうがメリットが大きいかもしれません。
無期雇用派遣は雇用期間が無期限なため、正社員と違うのかという疑問を持つ方もいるのではないでしょうか。無期雇用派遣社員と正社員との違いを解説します。
無期雇用派遣社員と派遣先企業の正社員は、同じ職場に長く働けるという点は同じです。ただし、無期雇用派遣社員の雇用主は派遣会社です。給与や福利厚生は派遣会社の制度で定められます。
派遣先企業と直接の雇用契約を結んでいるわけではないため、派遣会社と派遣先企業のあいだの契約が満了すると、その派遣先企業で働けなくなり、別の企業で働くこともあります。
無期雇用派遣社員と派遣会社の正社員は、ともに同じ派遣会社に雇用されています。ただし無期雇用派遣社員は企業に派遣されることを前提に雇用されているという点が大きな違いです。業務の指示は派遣先企業から受けます。
2013年4月1日以降に開始した有期労働契約から通算契約期間が5年を超えた場合、その契約期間の初日から末日までの間に、無期転換の申込みをすることができます。
通算5年超えて契約更新した労働者が、その契約期間中に無期転換の申込みをしなかったときは、次の更新以降でも無期転換の申込みができます。
5年を超えれば私も申し込めるの?
この申込みは、労働者の権利(無期転換申込権)であり、申込みをするかどうかは労働者の自由です。
就業規則はどうなるの?
無期雇用転換になった場合、派遣会社の就業規則に準じます。
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