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GitHubとはどういうサービス?登録方法と使い方を紹介
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Web業界はネットワーク技術の進歩によって、利用するツールが常にバージョンアップされています。そのため、Webデザイナやコーダー・フロントエンドエンジニアなど、Web業界への転職を考えているならば、最新のツールについても知っておくべきでしょう。Web業界で注目されつつある「Git(ギット)」はその代表的なものだと言えます。そこで、この記事ではGitの特徴や主な使い方などを紹介します。
目次
Gitとは、ファイル編集を手助けするためのツールです。その最大の特徴は「編集前のファイルを残したまま、新しいデータの保存ができる」ことにあります。この特徴は、特にチームで作業をしている場合に効果的です。ファイルを複数人で共有すると情報の共有が速くなるうえ、チームでの作業が効率的になるでしょう。
ところが、複数人が同時に同じファイルの編集をしてしまうと、先に保存した人の記録が消えてしまいます。それを防ぐためには、あらかじめ元データのコピーをとっておくしかありません。しかし、いちいち元データのコピーをとるのは手間がかかりますし、ファイルに付ける名前などの決めごとを定めておかないと、かえって混乱する可能性もあります。Gitを利用すると自分のパソコンへ変更履歴のすべてが保存されるので、これらの問題を解決できるのです。
Gitを利用するとできる具体的な事柄については「過去ファイルへ戻せる」「管理できるファイルの種類を問わない」「チームで共有できる」の3つが挙げられます。Gitではすべての変更履歴が保存されているので、編集に失敗して元のファイルに戻したいときも簡単です。また、管理できるファイルの種類はwordやexcelだけではありません。画像ファイルなど基本的にどんなファイルでも管理できるのが強みです。さらに、ネットワーク環境さえ整っていれば、チームのメンバーでファイルを共有できます。変更履歴のすべてが保存されているGitは、特に複数人で仕事をこなすときに有効な管理ツールです。
GitHubとは、Gitを利用して誰でも自分の作品を保存・公開ができるサービスで、Git社が運営しています。理論上はGitHubがなくてもGitは利用できますが、かなり煩雑な手間がかかります。そこで、GitのユーザーはGitHubなどの拠点を利用するのです。無料用と有料登録用の2種類があり、無料用では利用制限がかかります。ソースコードの閲覧やバグ管理機能といった多彩な機能を利用可能です。
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GitHubとはどういうサービス?登録方法と使い方を紹介
Gitの最大の特徴は、変更を加えたファイルのすべての履歴を保存してくれることです。ほとんどのユーザーがこの機能を目当てに利用していると言っても過言ではないでしょう。また、保存するときにコメントをつけられるので、あとでファイルを探すときに楽になります。使い方の例としては、あるファイルをGitで管理すると「.git」という隠しフォルダを勝手に追加してくれます。そのフォルダの中に、編集前のすべてのファイルデータが保存されていくのです。
保存するときの具体的な方法としては、ターミナル画面で「git commit index.html」というコマンドを入力して実行します。すると、ファイルが保存されており、いつでも再読み込みが可能な状態になっているのです。
Gitではコマンド入力を行って命令を実行することもあり、専門用語を覚えておかないと操作できません。そこで、「repository(リポジトリ)」「commit(コミット)」「push(プッシュ)」「branch(ブランチ)」の4つについて紹介します。まず、リポジトリとは、ディレクトリの状態やファイルの場所を示す言葉です。管理したいファイルをリポジトリの直下におくことでその変更履歴などを確認できるようになり、それぞれのファイルは「ローカルリポジトリ」と「リモートリポジトリ」の2つに分けられます。自分のPC上にGitで指定したフォルダをローカルリポジトリと呼ぶのに対して、遠隔地にあるフォルダに保存するリポジトリをリモートリポジトリと呼びます。
コミットについては、英語本来の意味であれば「委任する」や「関係する」と言った言葉です。しかし、Gitにおいては追加したり変更したりした履歴をリポジトリへ保存する意味を持ちます。また、プッシュはリモートリポジトリへ追加や変更の履歴を移す操作のことを指します。最後のブランチについては英語では「枝」という意味で用いられますが、Gitの世界においては「履歴の流れ」の意味で使われるので注意しなければいけません。随時、保存しているファイルの履歴がまるで枝のように分岐していくことから、このように名づけられています。それぞれのブランチは独立しているため、どれか1つを編集しても、そのほかのブランチへ影響することはありません。
Gitを活用することで、編集したファイルの変更履歴が簡単に管理できるようになります。それによって、チーム内での作業もスムーズに行われることでしょう。特に、Gitの機能はファイルを共有する必要のあるWeb関連の作業に非常に効果的だと言えます。使い方についてはコマンド入力をする必要があり、専門用語を覚えなくてはいけないため、慣れるまで多少の時間はかかることもあるでしょう。しかし、それを補って余りある魅力があるため、多くの企業から注目されているサービスなのです。Web業界への転職を考えている人はしっかりとマスターしておきましょう。
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