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メタバースという言葉をよく聞きませんか?しかし、「仮想のショピングモールやゲームの話?」と自分とはまだ関係がないと思うかもしれません。
今回は、メタバースについてです。10年後には、仕事もプライベートも、メタバースで完結しているかもしれません。
メタバースで働き方はどう変わるのでしょうか。少し先の未来を想像してみませんか。
メタバースというキーワードをよく聞きませんか?しかし、自分の暮らしや仕事がどうなるか想像するのは難しいかもしれません。
また、メタバースの仕事と聞くと、仮想空間やアバターを作る技術が必要だと思う人も多いでしょう。しかし、メタバース内で接客したり、イベントをプロデュースしたりと、さまざまな新しい仕事が生まれています。
ものすごい勢いで広がるメタバースの世界。今回は、その「今」と「これから」をわかりやすく紹介した2冊を、超要約でご紹介します。
メタバースはオンライン上の仮想空間のことです。メタバース=ゲームの話と考えがちですが、そうではありません。
一般的なゲームは、敵を倒すなどゴールが用意されています。しかし、メタバースは仲間と集まったり、空間を作ったり、ゴールがありません。
著者は「将来は仕事から遊びまで、メタバースで完結する」と言います。仮想空間がこのまま進化していけば、移動や接触といったリアルならではの経験以外は、そのままメタバースで経験できるようになるのです。
すでにメタバースで仕事をしている人もいます。アバター用のデジタル衣装を制作、販売。実は高校生で、20代サラリーマンに匹敵する月収を稼いでいるそうですよ。
ビジネスの可能性にも、注目が集まっています。ドイツの自動車メーカー、BMWは、工場をメタバースに再現しました。製造プロセスをシミュレートした結果、生産計画の時間が3割短縮したそうです。メタバースでは何通りものやり方が試せるので、生産効率のよい方法を見つけられます。
ブランド認知アップのために、メタバースを利用する企業も増えています。独自のメタバースを持ったり、イベントに出展したりしています。集客効果の高いイベントなどには、広告を出す企業も増えるでしょう。今後は、メタバースでのマーケティングや広告が大きな価値を持つと考えられます。
2017年からVTuberとして活躍する著者。メタバースでの暮らしこそが、現実世界という著者は「メタバースが普及すると、さまざまな職業が生まれる」と考えています。
例えば、アバターの衣装をコーディネイトするファッションコーディネーターです。他にも、イベントを企画する、イベントプロデューサーなども需要があります。
また、著者が増えると考えているのが接客業。メタバースでは、人と人との交流が大きな価値になります。そのため、アバターで展示会やショップの接客スタッフとして働くのです。
アバターで働くメリットは、移動の手間や時間がかからないことです。そのため、本業が終わったあとや、休みの日に、アバターで接客業を副業にする人が増えるかもしれません。
この本には、他にも現在のメタバースの文化や、今後の課題についても書かれています。
メタバースのメリットは、リアルより上質な体験ができること。例えば、メタバースの音楽ライブでは、アーティストの近くに行って、パフォーマンスが見られます。スタジアムなら、バッターやピッチャーを間近で見られるかもしれません。臨場感あふれる空間で、迫力も格段にアップしそうです。
今回おすすめの2冊ですが、メタバースの概要を知りたい人は「メタバース見るだけノート」をおすすめします。
メタバースについて一通り知っている人は「メタバース進化論」がおすすめ。すでにメタバースで暮らしている著者だからこその、意見や考え方がわかります。
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