Catch on to a trend
どうすれば、ユーザーがサイトをスムーズに使えるか、悩むことはないですか?
今回は、UIデザインのインタラクションコストについてです。アタマの負荷とカラダの負荷を知り、どちらを優先すればよいか知っておけば、デザインするときに、迷うことが減るはず。
分かりやすく使いやすい、ストレスフリーなデザインを考えてみませんか。
サイトを使うとき、人はアタマで払うコストと、カラダで払うコストがかかります。この両方を合わせたコストが、インタラクションコストです。
インタラクションコストは、操作の分かりやすさ、文章の読みやすさなどに左右されます。他には、選択肢の明快さ、手数の少なさ、待ち時間の短さ、スクロールやスワイプといった動きに対する応答の速さと軽快さなど。
原田さんは「インタラクションコストを下げることが、よいインターフェイスにつながる。」と言います。
考えたり悩んだり判断したりするのが、アタマの支払うコスト。負荷を下げるためには、ユーザーが考え込まずに、すぐに分かって操作できるデザインにすることが大事です。
最近の新規登録フォームは、1つの画面で全ての項目を入力するのではなく、複数のステップに分割されているものが主流ですね。それは、頭のコストを減らそうと考えた結果です。「アタマの負荷を下げたい場合は、手数が多くなってもいいから、分かりやすさを優先したほうがいい。」と原田さんは考えています。
「何度も使うものは、極力少ない手数でカラダの負荷を減らすことを優先した方がよい。」と説く原田さん。
それは、ユーザーは利用するたびに、意味や使い方を学習していくため、使えば使うほど、アタマの負荷がどんどん減っていくからです。
今回ご紹介した書籍の著者である、原田秀司さんをお招きし、イベントを開催!
TVのアプリケーション画面設計を手掛けられたことがきっかけで、UIデザインの重要性を認識されたという原田さん。当時の事例を交えながら、原田さんがUIデザインでどのようなことを大切だと考えているのか伺います。
さらに、ウェブスタッフのキャリアカウンセラーが、書籍の中から気になるトピックについて根掘り葉掘り質問する予定です。
トレンドに左右されない、いつの時代でも通用するUIデザインの考え方のポイントを知りたい、そんな方は、ぜひご参加ください!
※当日の状況により、イベント内容が予告なく変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。
原田さんに、デザインについて話をうかがうと「ビジュアル(見た目)は、時代にあわせて流行り廃りなどがある。しかし、構造はそれらの影響をあまり受けない。」と言います。
実際に、原田さんが2004年に設計した「東京国立博物館」のWebサイトは、何回かのリニューアルを経て、見た目は変わりましたが、根本的な構造上の変更はありませんでした(P.94)。原田さんは「構造がほぼ変わっていないことに、正直驚いた。じっくりと構造を考えれば、資産になるデザインを作ることができる。」と話されます。
この本では、他にも、普遍的なデザインを設計するノウハウが詰まっています。
Career advice
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