Catch on to a trend
質問があっても聞きづらかったり、後輩の本音が聞けないと悩んだりすることはないですか?
今回は、チームワークの好循環に欠かせない「質問の仕方」です。質問に工夫を凝らせば、チームの意見交換が活発になり、想像以上の成果につながります。
いつものやりとりを少し変えて、コミュニケーションの質をアップしませんか。
意見を聞かれたときに、「どうせ私が言っても…」とためらうことはありませんか?後輩に質問しても、「特にありません」と言われて、考えが引き出せないことも…。
活発な意見交換があれば、雰囲気が変わり、よりよいチームワークが発揮されます。著者は「これからの仕事は自力ではなく、他力をうまく引き出し、一人では出せないパフォーマンスを生み出す力が必要」と考えています。
また「他力をうまく引き出すことで、あなたの評価も上がる」と言う著者。意見が言いづらいときの言い出し方や、相手が答えやすい質問の仕方を知って、コミュニケーション力をアップさせませんか。
意見交換を活発にするための、質問の工夫3つを本から抜粋してお伝えします。
打合せのときに、疑問があっても、質問しづらいことはないですか?特に、暗黙のルールや前提条件など、基本的なことは聞きづらいもの。
そんなときに、あえて、素人のようにふるまって質問する方法が「素人質問」です。素人質問のポイントは、枕言葉(言いだし表現)を付けたり、自分の意見を添えたりすること。
議論が平行線になったり、かみあわなかったりするときは、「素人質問」をしてみましょう。チームメンバーと大前提を共有して次に進めば、方向性の違いが防げます。
「よい問いかけは、よいチームワークが生まれる」と説く著者。
※紹介書籍(P8)の図を参考に作成
その人らしさ、チームメンバーの個性が発揮されるためには、『質問をする時に、相手の失敗や短所を責めない、笑わない』『こだわりや長所に注目する』などの配慮が必要です。
BAD
最終的に謝罪しか引き出せない問いかけ
「なんでそんなことしたの?」
「誰がやったんだ?どうしてあんなこと言ったんだ?」
GOOD
相手のこだわりを聞く
「ここで大事にしようと思ったことは?」
「どうしてそう思ったの?」
相手が萎縮せず、モチベーションやパフォーマンスを最大限に引き出せるように、心がけたいですね。
後輩に質問しても、「特にありません」「いいと思います」という返事ばかり…。もっと本音が聞きたいのに…と思うことはないですか。
BAD
質問が漠然とし過ぎて、取っかかりがない。逆にプレッシャーになることも
「よいアイデアはありますか?」
「何でもいいので、言ってください」」
GOOD
ポイントを絞り、かつ遊び心のある問いかけで、気軽に意見を言える工夫を
「このサイトで特に大事だと思うところは?」
「もしあなたがユーザーなら、このサイトは何点?」
「まずは悪いアイデアから考えてみよう。よいボツネタはある?」
著者は「答えたくなる仕掛けがあると、コミュニケーションの質が変わる」と考えています。
周囲の才能を引き出してばかりだと、逆に自分の評価が下がると心配する人もいます。しかし、著者は「これからは他者の力を引き出せるほうが、高く評価される」と言います。
あの人と一緒に働くと楽しい、あのチームだとよいものが作れるとなれば、あなたの活躍の場も広がるはず。
この本には、みんなの考えを引き出すための、とっさの質問フレーズ(P.277)など、すぐに使えるテクニックが満載です。
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