Catch on to a trend
Web制作で、アイデアが浮かばず困ることはありませんか?そこで取り入れたいのが、マーケティングの視点です。
今回は「成果につなげるマーケティング」が学べる1冊を超要約でご紹介します。マーケ視点でWebサイトを見直せば、新たな発見があるはず。
また、マーケティングの中でも、WEBマーケティングに興味のある方は「Webマーケティングの知識を深める方法」をぜひ参考にしてください。
目次
アイデアに詰まったり、他社と差別化できているか、不安になることはありませんか?顧客のニーズを踏まえたマーケ視点でサイトを見直せば、いつもとは違うアピール方法が見つかるはず。
著者は、ユーザーのことを考えていても「顧客に向き合う姿勢と、顧客に対する理解を成果につなげるスキルは別」と言います。
時代に合わせて変化する顧客を理解して、サイトを制作をすれば、担当するWebサイトや、企業への理解も深まります。
マーケ視点を取り入れる方法3つを本から抜粋してお伝えします。
マーケティングの入口のおすすめは、いつも見ているWebサイトをマーケ視点で見ることです。でも、何をどう見たらよいのか分からないこともありますよね。そんなときはまず、ゴールがどこに設定されてるか考えながら、サイトを見てみましょう。
ゴールは「新規客を増やしたい」「リピーターを増やしたい」「休眠客を活発化させたい」「関心がある人に検索してもらいたい」など、さまざなまです。
著者は「どんな顧客(ターゲット)が、どんな状態になったらゴール達成か」とターゲットとゴールをセットで考えます。ゴールを考えることで、ターゲットも明確になり、誰に、何をしてもらいたいのかが分かるからです。
例えば、新規客(ターゲット)を増やしたいから、トライアル商品を購入してもらう(ゴール)などです。サイト制作なら、ターゲット向けのデザインになっているか、どこに購入ボタンを配置すればよいか、内容はリピーター向けではなく、新規客向けの説明になっているかなど、意識する部分は多くあります。
ゴールやターゲットが分かっても、どうすれば商品やサービスの良さが伝わるかを悩む人も多いようです。著者は「この体験ができるのはこのブランドだけ!と体験とブランドを強く結びつけることが重要」だと考えています。
例えば、食器用洗剤が、洗浄力や泡切れの良さを宣伝している場合。
洗浄力が上がれば、二度洗いの手間が減り、泡切れがよければ流す時間も短くなるので、さらなる時短になります。食器洗いの時間が減れば、自分の好きな動画をゆっくり楽しんだり、子どもと一緒に遊ぶ時間が増えます。
つまり、商品そのものを他社と差別化するのではなく、商品の奥にあるストーリーを見える化して、他より優れていると伝えることが大切です。
ゴールやストーリーを考えてうまくいった戦略だからと、次に同じ施策をしても、良い結果や効果が得られるとは限りません。著者は「顧客が変わるため、前例踏襲的なやり方は通用しなくなる」と言います。
顧客が変わるのは、社会生活が変わり、商品を選ぶ基準が変わるからです。 そのため、Webサイトを作るうえでも、社会変化に対応していくことが必要になります。
ランドセルを思い浮かべてください。昔は男の子は黒、女の子は赤が主流でした。でも、今はカラフルなものから選ぶ時代に。
さらに、昔は親が買うことが多かったのですが、最近は祖父母がプレゼントすることもあります。そうすると、Webサイトの見やすさなど、考慮すべき点が変わります。広告を掲載する場所も、考え直す必要があるかもしれません。
ニーズが変わる顧客の姿を理解して、戦略やアピールの方法を変える必要がありそうです。
これまで買ってくれなかった人は、何度同じことをしても買ってくれません。だからこそ、マーケティングには新しさが求められるのです。
もちろん、ただ新しいだけではだめで、「成果につながる新しさ」が必要です。新しさを作り出すためには、普段意識もしない「当たり前」を認識。そのうえで、ユーザーに新たな課題を感じてもらわないといけません。
この本では、顧客に商品やサービスが受け入れられる過程や、マーケティング手法が分かります。
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