論理的な説明をするために気をつけることは?
こちらの記事を参考にしてみてください。
明日から使えるロジカル・コミュニケーション~イチ押し本「ロジカル・シンキング練習帳」vol.1
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業務においてやりたいことを実現するためには、周囲に納得してもらうことが重要。提案の仕方を工夫すれば、自分の意見を相手に理解してもらいやすくなります。
そこで、自分のプランやアイデアを通すために必要な提案力アップの方法を学べる1冊を超要約でご紹介します。日々の小さなことでもプレゼンだと思って、トレーニングしてみてくださいね。
デザイナーやエンジニアの方が、プレゼンテーションと聞くと「自分には関係ないな」と思うかもしれません。しかし、クライアントにサイトのリニューアルを勧めることだけが、プレゼンではありません。
プレゼンとは、自分のやりたいことを説明し、相手に理解してもらう技術。つまり、提案です。そう考えれば、普段の仕事の効率化や人間関係にも大いに役立ちそうです。
部下に「この資料はこうした方が見やすくなる」とアドバイスするのも、会社に「この技術を取り入れたい」「ウォーターサーバーがほしい」と言うのも、実は提案。
でも、現実には著者が「がんばって通さないと通らないのが提案」と言うほど、難しいもの。提案する内容(メリット、リスク、コスト、ゴール、条件など)を考えて、なおかつ具体的にどう話したらいいのか悩んだときに、役立つのがこの本です。
提案力アップのために、知っておきたい5つのことを本から抜粋してお伝えします。
上司に提案しても反応が今一つだったり、部下にアドバイスしたら逆に反論されたことはありませんか?著者は「相手が納得できない理由は、以下の2つだけ」だと考えています。
・「本当にそうなの?」
・「それだけなの?」
「本当にそうなの?」は相手にとっては説明が論理的でなく話が飛んでる状態、「それだけなの?」は説明が不足している状態。
どんな相手にも納得してもらうためには、この2つを意識することが大事です。
論理的な説明をするために気をつけることは?
こちらの記事を参考にしてみてください。
明日から使えるロジカル・コミュニケーション~イチ押し本「ロジカル・シンキング練習帳」vol.1
たとえば、20代の女性向けのサイトデザインをしたとき、「ピンクを中心にした可愛いデザインにしました」とすると「少し幼い感じがするのでは?」と聞かれることがあります。これが、「本当にそうなの?」となる場合。
そう思われた理由を聞いて、なぜその色にしたのか、なぜ可愛いデザインにしたのかを詳しく説明する必要があります。
「こうだから、こう」「こうなったら、こうなる」という因果関係を説明できれば、相手も納得します。
誰から見ても、全体の説明が十分にカバーされていて、漏れもダブりもなければ、「それだけなの?」とはなりません。
全体がカバーされているかどうかは、話す相手によって変わります。「トレンドの技術を取り入れたい。」と言っても、経営的視点に立てば、利益はあるの?他社との差別化になる?となり、一緒に作業する他のメンバーからは、納期は間に合うの?となります。
社内でも立場によって、メリットやデメリットは違います。さらに、クライアントの業界が違えば、視点が全く異なることも。それぞれの理解の基礎となる、バックグラウンドが違うのです。提案しても相手がピンと来てない場合、どの視点が足りてないか考えると、自分の提案が通りやすくなります。
著者は「主張が論理的に正しいからといって、相手が納得するとは限らない。納得しない理屈を必死で反論しても、相手にはへりくつに聞こえる」と言います。また、求められてないのに、くどくど説明した時も、へりくつをこねていると思われたり、嫌みに受け取られ、かえって失礼になることも。
提案するときには、相手がどのくらい理解しているか気にしながら、相手の理解に沿った説明していくことが大事です。自分の論理を押し付けないように気を付けたいですね。
言葉の使い方で気をつけることは?
こちらの記事を参考にしてみてください。
好印象を残す、言葉の使い方~イチ押し本「ロジカル・シンキング練習帳」vol.2
いざ提案しようとしても、うまく話せないのは、そもそも自分が何を話すべきか分かってないのかもしれません。全部分かってもらおうと長く説明しなくても、ポイントさえ押さえていれば、短くても相手に伝わります。
要点を押さえて伝えるためには「情報を捨てる勇気」が必要。どの情報を捨てるべきか分からないときは、自分の提案に自信がないときです。自分の頭を整理するためにも、資料を作ってみるといいですよ。
論理思考をさらに鍛えるには?
こちらの記事を参考にしてみてください。
論理思考の鍛え方~イチ押し本「ビジネスと経営のためのロジカルシンキングとしての弁証法・認識論」
提案力と一口に言っても、経験年数や立場によって必要な能力が変わります。 若手のときは、周囲に理路整然と伝えるための提案力が必要で、中堅になるとクライアントや他部署との交渉で提案力が必要です。
提案力がある人は自分の思い通りに事を進めることができ、提案力がない人は他人に押し切られて自分の意見が通らず、結果として損をすることも。しかし、普通は通らないのが提案。
この本は、どうすれば自分の提案が相手に届くのか、考え方や伝え方のノウハウが詰まっています。
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