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どんな文面が効果的?履歴書のアピールポイントの書き方まとめ

2018.07.10

はっきりとした強みを履歴書でアピールしよう!

履歴書でアピールポイントを記載するとき、どのようなところに気をつければよいのでしょうか。履歴書の内容が完璧なら面接もスムーズにいきやすくなります。ここでは、履歴書でアピールするための考え方や書き方について解説いたします。

アピールポイントを考えるときのコツ

履歴書にアピールポイントを記載するときはできるだけ1点に絞るようにしましょう。

Web業界の主流言語であるJavaやPHPなどの開発スキルやデータベースの知識、経験をアピールするのもよいです。技術指導および人材育成など、管理的な能力があればそこを重点的に押すのも効果的でしょう。キャリアが長くなってくるとこれらすべてに自信がある人もいるかもしれませんが、アピールポイントが長くなると内容が薄くなりがちです。インパクトを残したいのであれば最も得意な分野で短くまとめるようにしてください。

アピールポイントの説得力を増すためにはそれを裏付けるエピソードが必要です。自分の経験したプロジェクトを軸に、「どのようなポジションで、どのようなシステムを開発したのか」を具体的に記載するようにしましょう。

取得した資格でスキルを証明する手段もありますが、基本的には資格よりも実務経験を重要視する企業が多い傾向です。取得するのが難しい資格であれば良いですが、そうでなければあまり効果的ではないので注意してください。

アピールは企業が求める人物像に合わせてアレンジすることが望ましいです。応募する企業のHPは必ずチェックし、企業理念や社訓の内容を頭に入れておくようにしましょう。協調性のある人物を求めている企業に対してはコミュニケーション能力を、開発力を求めているのであればスキル面を重点的に説明するなど柔軟な対応が必要になります。
「どこの企業でも同じアピール」ということはやめましょう。

NGな自己アピールの仕方は?

履歴書の自己アピールは具体性がとにかく大事です。抽象的なアピールは避けるようしましょう。
例えば、「幅広いWeb開発の経験があるので、どのような業務にも柔軟に対応できます」といったアピールは具体性がまったくありません。業務経験をベースに、できれば数字などを用いて実績を説明できるようにしておきましょう。

キャリアが浅いことを気にして、どことなく自信が感じられない文面になる人もいるかもしれませんが、これもNGです。企業は若い新人に対して特別な業務経験や高度なスキルを期待してはいません。若手らしい「素直さ」「ポテンシャル」「将来性」などを求めていますので、自己PRはポジティブな表現を心がけましょう。

キャリアが長くなってくると肩書きや実績に頼り過ぎてしまう傾向が出てきますが、企業が知りたいのはあなたの経歴だけではありません。「なぜうちの会社に応募してきたのか」「今後どのような業務にチャンレジしたいのか」というところをしっかりと押さえる必要があります。

現時点で足りていないスキルについても正直に認め、それに対しどのような努力をしているか記載すると熱意がこもった自己アピールとなるでしょう。
アピールしたい気持ちが空回りして長文になりすぎるケースもよく見られるNGパターンです。
文章のボリュームが大きくなりすぎると何をアピールしたいのかがわかりにくくなってしまいます。内容はできるだけA4の用紙1枚程度に収めるようにしましょう。

Web業界に限った話ではないですが、エンジニアは論理的な表現力が大切です。履歴書の自己アピールでもそれは求められます。自分に興味がもってもらえそうなエピソードを簡潔に、読みやすくまとめることを心がけましょう。

アピール内容を見つけるには?

自己アピールを作成するにあたって、過去の経験を振り返るのは有用です。学生時代の部活、サークルでの経験は直接、業務には関係がないと思われがちですが、長い期間、一生懸命取り組んだものがあれば継続力のアピールになります。

企業は新入社員や新人がすぐに辞めてしまうことを少なからず心配しています。ひとつのことを継続してやり続けた実績は粘り強さの証明となるでしょう。「なぜ継続できたのか」「具体的にどのような努力をしたのか」を、うまく説明できれば効果的な自己PRになります。趣味や課外活動での経験でもかまわないので、自分が一番長く続けられたものを探してみてください。

過去の職種で経験したことからアピールポイントを見つけ出すのも、もちろんOKです。前職の就業期間が短過ぎてアピールできることが少ないと感じる人はささいなことでよいので、やってきたことを書き出してみてください。

入社後に学んだマナー研修、実務を通して学んだプログラム言語、使用したフレームワーク、担当した機能などなんらかの経験は見つかるでしょう。その中から自分にとって「役立った経験」「努力したこと」「気をつけたこと」などをピックアップすれば自己アピールの糸口を見つけることができます。



履歴書でアピールをするためには自分の強みをしっかりと盛り込む必要があります。今までやってきたことを振り返り、企業が求める人物像とマッチする点を見つけ出すようにしましょう。エピソードはできるだけ具体性のあるものを選ぶようにしてください。

自分の人生で一番長く継続していた部活や趣味などを通して粘り強さや忍耐力をアピールするのも有効なテクニックなので覚えておきましょう。

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