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サーバーエンジニアの仕事内容とは?必要なスキルや将来性も紹介

2020.08.10

仕事は増え続ける傾向に!サーバーエンジニアという職業

サーバーのプロフェッショナルであるサーバーエンジニア。何をするにしてもインターネットが役立つ時代なので、サーバーエンジニアの需要は必然的に高くなります。
ここでは、サーバーエンジニアの仕事内容について網羅的に解説を行います。将来性および、これから必要となるスキルについても触れています。ぜひ参考にしてみてください。

サーバーエンジニアの仕事内容について

サーバーエンジニアの主な仕事内容はサーバー機器の「構築」、「運用・保守」の二つに分かれます。

サーバーの構築をする際にポイントとなるのはサーバーの種類、設置台数、ネットワークの通信速度、コストバランス、使用電源容量などです。これらの要素をどう組み合わせるかプログラマーと相談しながら、運用がしやすいサーバーの構成を作り上げていきます。
サーバーの構成が完了したら、サーバーラックにサーバーを設置して固定したり、ケーブルの配線を綺麗に整理したりする作業を行います。また、サーバーの種類に合わせてOSやサーバーアプリケーションのインストール、設定をするのもサーバー構築において必要な作業です。

サーバーの運用・保守の作業は、実際にサーバーを運用しながら、何か問題が発生した場合に障害を復旧したり、システムの改善を実施したりします。バックアップなどの日々のメンテナンス作業やサーバーがウィルスによって攻撃されていないかどうかを確認するのも運用・保守の大切な仕事です。
昨今では「クラウド化」という流れがあります。物理環境だけでなく仮想環境も考えたサーバーの運用・保守にも対応していく必要があります。

サーバーエンジニアとネットワークエンジニアの違いは何?

サーバーエンジニアとネットワークエンジニアには違いがあります。
サーバーエンジニアはあくまでもサーバーが得意分野であり、サーバーの構築・運用・保守が主な仕事です。また、サーバーエンジニアはOS上で動作するミドルウェアやOS独自の仕組みにも精通しており、アクティブディレクトリの設定や多くなり過ぎた物理サーバーを仮想化し集約するためのKVMやHyper-Vを使用することができます。

一方、ネットワークエンジニアはネットワークに特化した仕事であり、ネットワークの構築・運用・保守が専門となります。インターネットに限らず、スマートフォンや携帯電話といった数多くの機器の通信を管理します。
そのためには、ファイアウォール、ロードバランサなど、さまざまな機器を使いこなすスキルがネットワークエンジニアには必要となります。同じような仕様であっても、コマンドの体型や呼び方が機器のメーカーごとに異なることが多々あるので、基本的な技術だけでなく、高い応用力も求められる職種といえるでしょう。

このように仕事の対象が異なる両者ですが、コンピュータのスムーズな動作を実現するという意味ではどちらも欠かせない役割を担っています。



ネットワークエンジニアも興味がある!

ネットワークエンジニアというと専門性が高く、高収入なイメージを持っている人も多いのではないでしょうか。ここでは、未経験の人でもわかりやすいように、ネットワークエンジニアの仕事内容や年収、転職方法などについて詳しく見ていきます。
未経験でネットワークエンジニアに転職したい!仕事内容や年収は?

サーバーエンジニアの平均年収

サーバーエンジニアの平均年収は契約形態や経験年数によって大きく変わるため、一概にはいえませんが、20代は400万円、30代で500万円程度といわれています。
もっと上の年収を目指すのであれば、サーバーエンジニアとしてのキャリアを積みつつLinuCの資格取得を通じて幅広い知識を身につけた上で、ネットワークエンジニアのスキルも習得していきましょう。

サーバーはネットワークを利用して通信を行っているため、ネットワーク機器に強くなれれば、サーバーエンジニアとしての仕事にも良い影響をおよぼします。実務でネットワークインフラの設計、構築、保守管理が経験できれば一番良いですが、それが難しいようであれば資格勉強をするのもひとつの手段です。CCNP、CCNAなどの資格を習得できればスキルを証明できるので年収アップが期待できます。

サーバーエンジニアの将来性はどうなの?

サーバーエンジニアとしてこれから活躍していくためには、今まで以上に、サーバーのみならず、ネットワークインフラについても知識を深めていかなくてはなりません。ネットワークのクラウド化によって自社にサーバーを置かない企業が増えているので、そのような案件に対応するためにはネットワークの技術は必須といえるでしょう。

また、コンピュータの性能が飛躍的に向上したことと、ビジネスに使われるデータ量が急激に増加している影響で「ビッグデータ」というフレーズが脚光を浴びています。膨大なデータを処理し、ビジネスで有効活用できる仕組みを構築できるかどうかが、サーバーエンジニアとしての腕の見せ所となります。



スキルアップして高年収を目指す

スマートフォンが世に出たのをきっかけに、現代ではさまざまな会社がインターネット事業に関連しています。サーバーエンジニアの仕事は年々増えてきていますが、IT技術の進歩により求められるスキルも上がってきているため、その流れについていかなくてはなりません。

サーバー関連のスキルを磨くのはもちろんですが、それと同じぐらいネットワークインフラやビッグデータの知識を身につけるようにしましょう。セミナーや勉強会に参加して資格取得を目指したり、自分が成長できそうな案件に積極的に関わったりするなど、向上心を持ったアクションを継続するようにしてください。

サーバーエンジニアの需要自体はたくさんありますので、順調にスキルアップしていければ高年収を得るチャンスは十分にあるといえるでしょう。

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