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アートディレクターとは?仕事内容や年収を見てみよう!

2019.08.08

作品を作るだけではない?アートディレクターの仕事

アートディレクターは、アーティスティックな作品づくりのセンスが求められる職業だというイメージをもつ人も少なくないでしょう。しかし、実際のアートディレクターに求められるのはセンスばかりではありません。この記事では、アートディレクターにどのような役割があり、どんな仕事を行うのかについて説明します。また、アートディレクターになった場合の年収や、必要なスキルについても紹介します。

アートディレクターとはどんな職種?

さまざまな製品やサービスをユーザーに届けるために、写真やフォントなどを効果的に用いた視覚的な表現が使われています。このような表現はひとりのアーティストの手によるものではなく、ビジュアルデザインを行うチームによってつくられるのが一般的です。このとき、チームの責任者としてディレクション(指揮・監督)を行うのがアートディレクターです。

ビジュアルデザインが必要なものには、Webサイトで使用するグラフィックや広告のほか、書籍の装丁や各種パンフレットなど多くの種類があります。

そのため、つくりたいものによってグラフィックデザイナーやカメラマン、DTPオペレーターやコピーライターなど関わるスタッフも変わってきます。チームとして作品を完成させるためには、アートディレクターがデザインのコンセプトを明確にし、スタッフをまとめあげることが必要です。
また、スタッフがデザインに悩んだり、デザインの方向性を間違えたりしたときには、適切なアドバイスや軌道修正を行うのもアートディレクターの役割です。

アートディレクターの主な仕事内容

アートディレクターの仕事は、コンセプトづくりからはじまります。コンセプトを明確にするために、クライアントや関係先のチームとのミーティングやヒアリングなどから、どのようなデザインが求められているのかを明らかにしていきます。
制作に必要なスタッフは、デザインのコンセプトに応じて変わるのが通常です。そのため、どのようなスキルを持った人が必要かを判断し、スタッフを集めるのもアートディレクターの仕事です。スタッフが集まったらチームビルディングを行い、具体的にどのようなデザインにするかをチーム内で話し合います。

自ら手を動かしてデザインを行う場合もありますが、アートディレクターとはチームの責任者であり、主要な業務はあくまでマネジメントです。 制作が完了するまでのすべての過程を計画し、管理します。
例えば、誰がどのような作業をする必要があるか洗い出してスケジュールを決めたり、その進捗を管理したりというようなことです。スケジュールに無理があるような場合にはクライアントと交渉し、納期やコストの調整も行います。

また、求められるデザインを実現するためには、各スタッフに明確な指示を出さなければなりません。もし、スタッフの仕事がコンセプトからずれてきた場合には、必要に応じて軌道修正のための指示も出します。

アートディレクターの平均的な年収を紹介!

アートディレクターの平均年収は、正社員の場合で400~800万円とかなりばらつきがあります。
ただし、アーティスティックな作品を扱う仕事であるという特性上、個々のスキルや実務経験、過去の実績などによって実際の年収にはかなりの幅があります。大手広告代理店などの正社員として経験を積み信頼を得られれば、年収1000万円を超えることもあるようです。

クリエイター職種の中では、比較的高年収と言われています。なお、派遣社員のアートディレクターについては、平均時給が1,800~2,500円ほどとなっています。

アートディレクターになるために必要なこと

アートディレクターとしてチームをマネジメントするためには、プロジェクト管理に関するスキルが求められます。具体的には、適切なチームビルディングを行いスタッフを統率できることや、スケジュール作成と進捗管理を行えること、クライアントなど関係各所と打ち合わせや交渉ができることなどです。
その際、ある程度のコミュニケーション能力が必要であることはいうまでもありません。これに加えて、デザインの仕事は予定通りにいかないことも少なくないため、遅延やトラブルが発生した際の対応力や調整力といったものもアートディレクターとしての重要なスキルといえます。

また、アートディレクターは、専門性の高いクリエイティブ職のスタッフを率いてビジュアルデザインを行う仕事です。主要な業務がマネジメントであるとはいえ、デザイン未経験の状態からアートディレクターになるのは決して簡単ではありません。
スタッフをまとめあげたり、クライアントが求めるデザインを理解したりするために、グラフィックに関する知識やデザインの業務経験は必須といえます。あわせて、自らのスキルやデザインセンスを常に磨いていくことや、日頃からトレンドを調査することなどもアートディレクターにとって必要なことでしょう。





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