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Webマーケターの年収とキャリアアップの方法

2018.09.04

Webマーケターの年収とキャリアアップについて知ろう

Web技術を最大限に活用し、商品やサービスを売る仕組みを構築するWebマーケター。Web業界では重要なポジションのひとつですが、年収はどの程度もらえるものなのでしょうか。
ここでは、Webマーケターの年収とキャリアアップの方法について解説していきます。

Webマーケターの年収は高いor低い

Webマーケターの年収は一般的な総合職と比べてどうなっているのでしょうか。
まず一般的な総合職の年収からみていきましょう。2017年3月に行われた上場企業2,681社を対象とした平均年間給与調査によると、一般的な総合職は600万円ぐらいが平均となっています。

次にWebマーケティングを主にやっている企業の年収ですが、こちらは500万円程度になっています。
Webマーケターの年収は一般的な総合職よりも少し下回っている傾向があるといえるでしょう。ただ、Webマーケティング系の会社でも年収500万円台後半の企業もあれば、年収400万円台半ばの企業もあります。

Webマーケターの年収は会社によってかなり異なるということを覚えておきましょう。

業界によって違う?年収をチェック

Webマーケターの年収は会社によって異なりますが、業界によっても違いがあります。今回は「広告代理店」「Webコンサル」「事業会社」の場合について説明します。

広告代理店ですが、大手の広告代理店や本業以外の別事業が活発な会社は別として、普通のWeb広告代理店であれば、クライアントから得られるマージンの金額は各社そこまで大きな差はありません。そのため、広告代理店のWebマーケターの年収はどこも似たりよったりの場合が多いです。新卒であれば、330万円前後、リーダーまで上がれば500万前後、マネージャーであれば600万円程度が相場でしょう。

次にWebコンサル会社の場合ですが、Webコンサルは営業力次第で利益の幅が大きく変わります。
広告代理店と似たような年収のところも多いですが、営業力が高いところであれば平均で100万円以上、年収が上回ることがあります。利益率の良いWebコンサル会社に就職できれば、新卒でも年収450万円、マネージャーになれれば700万円以上も期待できるでしょう。

最後に事業会社についてですが、事業会社はサービスの利益率次第でWebマーケターへ還元される給与が変わるため、各社で大きな差があります。リクルートやDeNAなどの大手企業であれば、リーダークラスで年収800万円、マネージャーになれれば年収1000万円越えも夢ではないでしょう。

Webマーケターのキャリアアップの方法とは

Webマーケターが活躍できる企業はコンサルティング会社、事業会社、メーカーなどがあります。
すべてではありませんが、コンサルティング会社や事業会社は小規模な会社が多いため、キャリアアップして年収を上げたいのであればメーカーへの転職を検討するとよいでしょう。
ただし、高収入な求人ほど、必要となるスキルは高度になりますし、専門的な知識、手がけたマーケティングの実績も問われることになります。

まずはコンサルティング会社などでさまざまな経験を積むことが大事になります。
コンテンツやソーシャルメディアのマーケティングを数多くこなし、ノウハウを理解したり、統計学などのハイレベルな解析技術を身につけたりすることができれば、より専門的なアナリストになる道も開けてきます。海外とやりとりする案件も数多くあるので、英語力を磨くのも有意義です。
今後のキャリアを見据え、広範にスキルを習得していきましょう。

Webマーケターが年収アップするために必要なこと

Webマーケターとして年収アップするためには、自分の希望する分野で着実な実績を積むことが重要になります。会社内ではWebマーケティング、マスマーケティングなどで分業がされているので、可能であれば自分のやりたい分野を申請してみましょう。

1年目の新卒であればマーケティングに関する基礎知識の習得が最優先です。仕事をある程度覚えたら、100万円未満の小規模クライアントをいくつかこなして実践経験も得たいところです。

2年目以降は業界知識や、業種ごとに必要な手法を身につけるフェーズです。担当するクライアントも時には1000万円近い予算になる場合もあるでしょう。予算規模が大きくなりミスが許されにくくなりますが、これらの仕事を成功させることで社内評価が上がり、年収もだんだんと上がってきます。

順調にキャリアを積めば5年程度でマネージャーになれる人もいます。
マネージャーになるためには、予算規模とクライアントの業種を見極めて的確な提案ができるスキルが必要です。また、広告方法や通期計画を間違いなく遂行する能力も必須といえます。マネージャーになれば、それなりの年収になっているはずですが、さらに上を目指すなら転職も視野にいれておきましょう。そのためには最新のWeb技術の習得はもちろん、これから先求められるだろうマーケティングスキルをいち早く察知して学習する姿勢がポイントとなります。

Webマーケターの年収は会社や業界によって大きく異なります。
また、他の職種に比べて年収がやや低いところもありますが、全体的に年齢層が低い傾向ですので、若い人でも活躍しやすい仕事です。
一方で、活躍する人と、いつまでもプレイヤーでいる人の実力の差が表れる職種でもあります。実力がそのまま給与に反映される場合もありますので新人の時からキャリアアップについてはよく考えておくことが大切です。

いずれ転職したいのであれば、専門スキルを磨くだけでなく、コンサルタント経験や大規模プロジェクトへの参画など着実に実績を積むようにしていきましょう。



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