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PHP資格の種類と難易度は?資格取得でスキルをアピールしよう

2019.04.01

PHPの資格を取りたいけど難易度は…?

PHPは、数あるプログラミング言語のなかでもシェアを伸ばしています。
今や必須ともいえるPHPの知識ですが、特に資格があると客観的なスキルの証明になるため、エンジニアはPHP技術者認定試験を受けてみるのもおすすめです。
具体的な内容や難易度をチェックしてみましょう。

PHP技術者認定試験とは?

PHP技術者認定試験とは、プログラミング言語であるPHPのスキルを証明するための唯一の資格です。

PHPの普及と発展のための団体、PHP技術者認定機構が実施しています。PHP技術者は膨大な数がいますが、そのなかでも技量の差が開いているという問題があります。これを解決するための資格がPHP技術者認定試験なのです。
資格を取得することによりPHPエンジニアとしての技術力を客観的に証明でき、就職や転職の際にアピールできるというメリットがあります。
技術力を正式に評価してもらえるので、実務経験が少ないエンジニアにとって有利に働く可能性もあるのです。

設問数は40問、試験時間は1時間与えられます。70%正解が合格ラインとされており、出題形式は複数または単一の選択式です。資格を持っていることで収入アップものぞめますし、中級者、上級者にステップアップするにあたって必要な知識が学べます。
PHP使用経験者でも転職を考えている人や、さらにスキルを上げたい人は取っておいて損はない資格です。



PHPのスキルがあると、どんな働き方ができるか知りたい!

PHPはWeb開発、業務システム開発、ゲーム制作など、さまざまな場面で使われます。PHPエンジニアの働き方については、こちらの記事を参考にしてみてください。
PHPエンジニアとは?仕事内容と必要なスキル・年収・転職事情を簡単解説!

資格以外でPHPの事が知りたい!

PHP技術者認定試験の試験概要

試験の難易度は、「初級」「上級」「認定ウィザード」の3種類があります。

初級は、PHP技術者認定試験のなかでも最も簡単なグレードであり、PHP使用経験者にとってやさしい内容です。学生や社会人1、2年目の人が取得するのを想定しています。
上級は、PHPの基礎を理解し、実用的なプログラミング技術を持つ上級者を想定した試験です。不合格となってしまっても50%以上70%未満の点数を取得すると準上級試験合格に認定され、認定証と認定カードが発行されます。
最上位資格でもあるウィザードのみ、研究論文またはコードを提出して審査を受けるスタイルです。

上級試験に合格してから2年以内であることが受験の条件で、複数あるカテゴリのなかから一つを選択し論文を書く必要があります。
上級試験の合格点を基準年、論文審査の点数が加点されて100点を超えるとウィザードに合格となりますが、これはかなり狭き門といえるでしょう。
実施4年目で初めて合格者が誕生しているほどの難易度です。
初級、上級、準上級はコンピューターを使用した試験で、認定会場で随時受験できます。合格ラインは70%正解、選択式の試験です。

PHP技術者認定試験の難易度は?

試験に挑む前に気になるのは合格難易度ですよね。
それぞれのスキルや経験によって難しさの感じ方には差があるので、ここではさまざまな角度から難易度を解説していきます。

まず、ITスキルの基準となるITSSに照らし合わせたときに初級がレベル1、準上級がレベル2、上級がレベル3相当となっています。
ITパスポート試験がレベル1、基本情報技術者試験がレベル2、応用技術者試験がレベル3に設定されているため、参考にしやすいでしょう。合格率は初級で70%です。

ほかのIT系試験に比べると初級は比較的取りやすい傾向にあるように思えますが、PHP経験者の受験が多いため、初心者は難易度が高いと感じることも多いです。

実務経験が浅い場合は、しっかりと勉強をして万全の態勢で試験にのぞむ必要があります。

上級となると10%にまで下がるため、情報処理技術者試験の高度区分と同等の難関試験といえるでしょう。
応用技術者認定試験と同じか、それ以上と考えてもよいほどです。
まさに持っているだけでステータスになる資格といえます。転職の際には大きなアピールポイントとなるでしょう。

PHP技術者認定試験の試験勉強について

初級合格までの勉強時間は、実務2年目程度のプログラマなら10時間程度の試験勉強を要する内容になっています。

ただし、どの程度の経験があるのかは人によるケースが多いですし、ほかの言語をどの程度習得しているかにもよって難易度の感じ方は変わるので注意が必要です。
また、上級の場合は実務5年目程度のプログラマで50時間程度の試験対策が必要なケースが多い傾向です。
勉強のやり方としては、試験対策に役立つ公式の参考書や問題集は持っておくのがよいでしょう。

『PHP公式資格教科書 PHP5技術者認定初級試験 合格教本』なら試験に必要な解説と問題が載っています。

また、初心者ならイラストでPHPの仕組みが解説された『イラストでよくわかるPHP はじめてのWebプログラミング入門』がおすすめです。
あくまでも自分のレベルに合った参考書や問題集を選ぶことが大切といえます。

独学で勉強して資格取得する人が多いですが、特に上級は出題範囲が多いことで知られているため、公式が推奨する参考書以外にも目を通しておくのが大切です。

PHP技術者認定試験でキャリアアップ

PHPの技術力を武器に仕事をしていくなら、明確な指標となるPHP技術者認定試験を受けて自分の実力やスキルを示すのがおすすめです。

転職のときはもちろん、新規プロジェクトの受注がしやすくなるといったメリットも存在します。
PHP技術者認定試験を受けて、自分のスキルや知識を確立し、さらなるキャリアアップを目指してみてはいかがでしょうか。



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