Work guide
すでにWebデザイナーの方も、これからWebデザイナーになろうとしている方も、やはり気になるのは、転職後の「年収」なのではないでしょうか。
一般的に日本のWebデザイナーは、低賃金で長時間労働というイメージがありますが、実際はどのようなものなのでしょう。一般的に年収が高いといわれる海外のWebデザイナーと比較すると、その違いがわかるかもしれません。
Webデザイナーの仕事は、その名の通りWebサイトをデザインすること。
PhotoshopやIllustratorでの画像処理や、HTML、CSSなどのコーディングを行うことを専門としています。
そのため、デザインのセンスはもとより、Web制作に関する幅広い知識が求められる仕事だといえるでしょう。
しかし、日本の場合、エディトリアルデザインなどの印刷関連の仕事をしていた方や、Web制作の未経験者など、Webとはあまり関わりがなかった方がWebデザイナーとして働くことも多く、その定義があいまいなところがあります。さらに、デザイナーがディレクター、ライター、フォトグラファーなどの仕事を兼務することもあり、それが負担となることもあります。
そんな日本のWebデザイナーの平均年収は、300〜400万円未満だといわれています。賞与を加えず月収で計算した場合、ひと月あたり、約25~33万円の収入です。
海外のWebデザイナーは、日本とは少し事情が違います。というのも、日本の場合、Webデザイナーは、上記で説明したように定義があいまいなところもありますが、一方、海外でははっきりしていて、Web制作に関する専門知識がある方だけを「Webデザイナー」と呼びます。
仕事内容も、より専門的で多岐にわたり、画像処理やコーディングといったデザイナーの仕事に加え、プログラミング、SEO、アナリティクス(アクセス解析)など、Web全般の専門性が問われる仕事になっています。
多岐にわたっているという意味では日本も同じですが、Webにおける各分野の高度な専門性を必要としているという面で日本と異なっています。
日本よりも年収が高いというのは、こうした背景があるからなのではないでしょうか。
そんな海外のWebデザイナーの年収は、たとえばオーストラリアは700万円台、アメリカはそれぞれの州によって違いはあるものの、500~700万円台と高めです。ちなみに、デザイン留学で人気のあるイギリスの場合、Webデザイナーの年収は400~600万円台となっています。
以上、海外と比較するWebデザイナーの年収の違いについて紹介しました。
海外のWebデザイナー事情を参考に、総合的なWebスキルを身につければ、キャリアアップだけでなく、年収アップにつながるのかもしれません。
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