MUUUUU.ORGキュレーターに聞く、優れたクリエイターの共通点
~QUOITWORKS Inc. ムラマツヒデキ氏~

ウェブスタッフ、エージェント部門統括責任者兼キャリアカウンセラーの石川です。 今回は本イベントでモデレーターを務めた私よりざっくばらんにレポートします!

12月16日(水)19:30より、『MUUUUU.ORGキュレーターに聞く、優れたクリエイターの共通点~QUOITWORKS Inc. ムラマツヒデキ氏~』を開催しました。

ゲストは、クリエイターなら誰もが知るデザインギャラリーサイト『MUUUUU.ORG』のキュレーションを担い、一流クリエイターならではのラインナップで業界をリードするムラマツヒデキ氏。

今回はなんと過去最高となる200名超のクリエイターのみなさまにご参加いただきました。

本イベントのハッシュタグは「#優れたクリエイターの共通点」です。Twitterでの実況も盛り上がっておりますので、ぜひチェックしてみてくださいね。

ということでまずはゲストのご紹介。

ゲスト

ムラマツヒデキ氏


ディレクター兼アートディレクター
 

QUOITWORKS Inc.代表、デザインギャラリーサイト「MUUUUU.ORG」を運営。 Web制作会社3社での経験を経て2013年フリーランスに転向し、2015年に法人化。 受託制作業界経験は13年目を迎え多くの実績を持つ。 最近の主な実績として「rockin’on holdings企業サイト」「ORICO(サービスサイト/企業サイト)」「パーソルWSA2020」「ONE MEDIA」「LOFTWORK」「文化庁東京上野ワンダラー」など、主な受賞歴はAWWWARDS/SOTD、CSS DESIGN AWARD/WOTD。

Twitter:@muuuuu_chang
 

続いて、僭越ながらモデレーターを務めた私石川の紹介。

モデレーター

石川智規


キャリアカウンセラー
 

ウェブスタッフ株式会社のエージェント部門の責任者。求職者と企業の架け橋として、人材採用・組織コンサルティングを担当。15年間で約1,000名のWebクリエイター・エンジニアの転職支援の実績を持つ。

Twitter:@tomonorix0805

本編レポートの前に当日のイベントの様子を少しだけお見せしますね。

ムラマツさんとの掛け合いのもと展開。[こぼれ話]実は私が来ているTシャツ、当日ムラマツさんからいただいた「QUOITWORKS」オリジナルTシャツなのです、、!

撮影の裏側はこうなってます。アクリル版も設置してコロナ対策も万全。

さて、ここからは「耳が痛い」「胸に刺さる」などあらゆる痛覚を刺激された参加者コメントに溢れた、ムラマツさんの訴えのような熱い語りに合わせてトーンアップしてお送りします!

目次

  1. 優れたクリエイターの共通点とは?
    1. 1:主体的である
    2. 2:何をやるかではなく、なぜやるのか?を深く考えてから動く。
    3. 3:目指す目線が高い。だれよりもクリエイティブのファンであり、フォロワーである。
    4. 4:本気で悔しがる。ライバルがいる。
    5. 5:押しかける。
    6. 6:作ったものが見える化されている。
    7. 7:インプットとアウトプットがセットになっている。
    8. 8:本当に始める。みんなが止めただろうと思う所まで続ける。
    9. 9:生まれや育ちや今の環境を理由にして諦めない。
  2. さいごに

優れたクリエイターの共通点とは?

「優れたクリエイターの共通点」、というなんとも壮大なタイトルを掲げて始まった本イベント。

はじめに優れたクリエイターには次のとおり9つの共通点がある、といった話がありました。はい、大いにネタバレですね。

ここからはトークセッションでムラマツさんからお聞きした内容と、参加者のみなさまのツイートをピックアップしてご紹介します。

1.主体的である

 なんでもありなところから、独自の答えを模索・提案することがクリエイターの仕事。

作業者マインドが板についてしまうと、「作業」という範囲を超えられず、責任の小さい仕事しか任せてもらえない。となると、市場価値も上がらず、キャリアの選択肢も狭まる、というお話しでした。 主体性の有無によって起こるチームへの影響についても興味深かったですね。

これは、主体性のあるチームは、メンバーそれぞれが「プロジェクトの成果は自分の成果」だと考えているため、自分の仕事の範囲外のことでもアイデアを出したり、ミスをフォローすることにより相乗効果が生まれる、というもの。

「身に覚えがありすぎる!」「当事者意識が足りてなかったな…」など、出だしから参加者のみなさんにもグサグサと刺さる内容でした。

では、どうやったら主体性のあるチームになるのか。それは「誰に何を提供しようとしているのか」という目的を共有することが近道なのだと理解できました。

確かに今回のイベントも、運営担当とムラマツさんとで、まさにその状態で殴り合…高めあっていた気がします。 当日3日前の夜中3時に、予定になかった超大作資料を仕上げて共有してきてくださったムラマツさん、 その後方針変更についてヒートアップする打ち合わせと修正、 当日リハーサル中まで続く資料差し替え・・・、 そこにはプロジェクトの成果にこだわる双方の主体性しかなかったです(笑)

2.何をやるかではなく、なぜやるのか?を深く考えてから動く。

「優れたクリエイターはすぐに手を動かさない」と言われていたりしますが、ムラマツさん曰く「そもそも前提が間違っている可能性があるから」だそう。

デザイナーの仕事は、言われた通りのものを作るだけではなく「目的を確認し、達成するための手法を工夫して考えること」。重要すぎてQUOITWORKS社の壁に貼りだしてしまったくらいだとか。

まずは解くべき問題を見極め、手法ではなく、目的に辿りつけば表現の幅は無限大。枠組みを超えて思考して、思考して、さらに思考する。そんなムラマツさんのクリエイターとしての姿勢が垣間見えた瞬間でした。

3.目指す目線が高い。だれよりもクリエイティブのファンであり、フォロワーである。

自分がやりたいことなのであれば、誰よりも愛して、知識に広さと深さを持つことがまず必要。

  1. ・目指しているクリエイティブはあるのか?
  2. ・そのクリエイティブは誰が作ったのか?
  3. ・その人はどのクリエイティブに影響を受けたのか?

こうした問いを繰り返すことで審美眼が鍛えられるのだそう。超一流を知っているからこそ、自分との絶望的なギャップに苦しむ。でも、実はみんなこの絶望を当たり前に経験している、というお話。

このテーマでは、「ムラマツさんほどの方でも絶望するのか…」と、参加者のみなさんの反響も大きかったですね。私には「絶望や焦りは、誰しもが通る道。出会ったということは満足をしていないということ。みんなで乗り越えようぜ!」というムラマツさんなりの応援メッセージに聞こえました。Twitterでは ハッシュタグ #絶望 が作られたほどの反響でした。

4.本気で悔しがる。ライバルがいる。

高いアウトプットを出し続けるためには、周りをしっかり見て比較し、本当に自分の頑張りは足りているのか…?と問い続ける重要性について語られていました。

アウトプットが優れている人を勝手にライバル視して比較対象を作り、自分の怠慢さを自覚がすることが成長への第一歩。ムラマツさんは、「新卒●年目デザイナーのインタビュー」といった記事を見て、周囲に置いていかれていることへの焦りをモチベーションにされていたようです。

5.押しかける。

悔しがったあと「すごいなぁ」で終わるのではなく、SNSでフォローし、調べ上げ、連絡し、突撃してしまう。ちょっとクレイジーなほうが可愛がられたりするよ、というエピソードも。ムラマツさんも田渕将吾さん(ご存知ない方はぜひ検索してみてくださいね!ここまで読んでくださっていたらその意味が分かるハズです。)をはじめ、いろんな人に押しかけてきたそうですよ。

この時に大事なことは、「自分の実力が見える化かできているか」「相手のことを本当に調べ上げているか」。闇雲に突撃したところで、ただの時間泥棒になってしまうので、まずは自分自身が何者であるかをTwitterやnoteなどにアウトプットすること。その上で突撃したい相手のことを徹底的に調べ上げてから、刺さるポイントを見極めて押しかける。

こうした営業のテクニックはクリエイターの対極にあるからこそ、持っていると強みになるスキルです。スライドを参考に、詳しく調べてみてください。本編ではこの時点で15分オーバーしており全く語れませんでした(笑)ということでレポートもここから“巻き”が入ります。。


6.作ったものが見える化されている。

アイデンティティを実績で語れることはクリエイターの絶対条件。転職する時、今の仕事や成果をどう語るか、という視点で仕事をするというのも、とても重要なこと。

    1. ・実績が積めないなら勝手に作る(トレースはポートフォリオに載せられないので、勝手にリニューアルしてしまうのがオススメ)→Webプロダクション「baqemono」さんへの勝手サイトリニューアル企画で是非検索してみてください!
    2. ・勉強したことを発表する
    3. ・手を動かす仕事でないなら知識の深さをブログで示す
    4. ・実績が出せないで苦しむなら公開している会社に入る
などなど、実績で語れるようになるためのヒントが続々と出てきました。

ある職場で上司の方に「自分の方がクリエイティブを知っているんだ」と証明するためにMUUUUU.ORGを作った、という驚きのエピソードも飛び出しました。ムラマツさんの行動力、、さすがです。

7.インプットとアウトプットがセットになっている。

積読した本をSNSにアップするのはダサい!大事なのは知識の定着。結果に反映させてこそ価値。ハイ、仰る通りです! ということで定着する方法を教えてもらいました。

ちなみに、本はハードルが高いので、まずはYouTubeやブログで要約を探すのがおすすめだそうです。ハードルを下げまくって、まずやる。これが本当に大事。

イベント後、早速“押しかけ”ている方、インプットとアウトプットをしている方などがたくさんいらっしゃり、その行動力に感動しました。 イベントで学びを得た瞬間の高揚感のまま実際に行動に移せる方、この業界に限らずなかなかいないですよね。

でも分かるんです。 アウトプットの仕方、これで合ってるかな、憧れのあの人に押しかけてみたい、自分なりに調査を重ねたけれど、やっぱり失礼にならないかな、、 などと1歩踏み出すのに躊躇する気持ちも。

そんな方こそ、まず私たちのようなエージェントに“押しかけ”てみてはいかがでしょうか。

たとえば、 職種別ポートフォリオ作成支援

実は実績豊富な方ほど、ポートフォリオが過小評価になってしまっていることが多いのです。 正しく評価されるために、まずはチェックを依頼してみませんか? デザインだけでなく、文章についてもアドバイスさせていただきますよ。

さらに、履歴・職務経歴書などの応募書類の添削もしてい、、、

はっ、、

ここにいないはずのムラマツさんの視線を感じるのでご紹介はこのあたりにしておきますね。

8.本当に始める。みんなが止めただろうと思う所まで続ける。

気を取り直して、次のテーマです。
いいな、と思っても実践するのは100人に1人。そんなそんな…と思うのですが、確かに大事なものは大抵面倒くさいんですよね。だからみんな続けない。

続けるのはさらに100人に1人だから、まずやる×続けるで1/10,000の希少人材に! MUUUUU.ORGを続けてきたムラマツさんの言葉の重みをずっしり感じました。

放送コードに引っかかるんじゃないかというほどのムラマツさん節、連発でしたね…!

9.生まれや育ちや今の環境を理由にして諦めない。

最後は優秀なクリエイターに共通する要素について。

クリエイティブの世界では、学歴も経験年数もなにも関係ない。そんな実力社会で大事なのは、才能でも、天才でも、教育でもなく、とにかく信念と継続がすべて。

アツイ、熱すぎるよ・・ムラマツさん・・

ご自身も全く別の業界から転職し、ひたむきに継続されてきたムラマツさんらしいアツい言葉が炸裂した、トークセッションでした。横にいた私が一番刺さりまくってしまったことは参加された皆さんと私だけの内緒させてください!

最後に参加者のみなさまからのご質問にもお時間の許す限り…、いえ、すみません、だいぶオーバーしながらお話しいただきました!

(Q&Aの内容は、イベント後のアンケートに回答いただいたみなさまのみへのご共有とさせていただきます。ご了承ください。)

さいごに

ほかにもTwitterを通してたくさんのコメントをいただいたので、一部抜粋してご紹介します。

ご参加いただいた皆さま、誠にありがとうございました! またどこかでお会いしましょうー!

ウェブスタッフでは、自己分析から志向性の整理、企業ごとの面接準備など、みなさまのキャリアづくりにじっくりと向き合いながらサポートをさせていただいています。

転職を考えている方もそうでない方も、ぜひお気軽にキャリアアドバイスやポートフォリオ添削のサービスをご利用ください!

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私と、私以上に世話焼きのキャリアカウンセラーが、じーっくりアドバイスや情報提供、添削させていただきます。 もちろん駆け足で転職活動したい方にも合わせてスケジュールを立てていきますのでご安心を。

 
 

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