会社とともに成長できる環境を求めて
ウェブスタッフのWebディレクターに

Webディレクター / 上田大介

2018年中途入社　専門職

Web業界に入るきっかけを作ってくれたウェブスタッフ

Web業界に入って７年目になりますが、入るまでは苦労しました。
職業訓練校でWebデザインを学び、いろいろと仕事を探して、ひたすら面接を受けたのですが、どこにも採用されなくて…厳しい現実にぶつかっていました。

そんな苦しい時期に、この業界に入るきっかけを作ってくれたのがウェブスタッフでした。
１社目はオペレーター、２社目はコーダー。両社ともウェブスタッフからの紹介で派遣社員として入社しました。３社目は制作会社で、正社員としてWebデザインに携わりました。

スキルアップしつつ、やりたい仕事に近づきながら、充実した日々は送っていましたが、仕事に対する心境の変化があり、Webディレクターとしてスキルアップして、マネジメント力を身につけ、もっとWeb制作の技術を磨いていけるような環境がないだろうかと強く考えるようになっていました。
７年前同様、悩んでいたところ、ちょうど当時の営業担当から「最近はどうですか？」と、連絡をもらいました。
今後のキャリアについて相談すると、「実は今、コーディングができる制作リーダーのメンバーを探しているので、よければここで一緒にチャレンジしてみませんか」という言葉に心を動かされました。

一度ウェブスタッフを離れた私が、また原点に戻るような強い縁を感じました。
だったら、会社の成長に貢献できるように頑張ってみようと思い、ウェブスタッフの専門職の正社員として入社しました。

チームリーダーとして取り組み始めたのは、最新技術の導入と勉強会の実施です

現在は、ウェブスタッフの正社員として、大手放送局のWeb制作チームに常駐しています。
約30名のチームで、私は制作チームのリーダー兼フロントエンドエンジニアとしての業務を担当しています。

リーダーとしてまだまだ力不足な面もありますが、同じ制作チームで働くウェブスタッフの仲間の協力のおかげで、これまでなかなか手をつけられなかったことが少しずつ進められるようになりました。

まずは、最新技術の導入です。
最近、制作ではGulpを使ったSassのコーディングを始めました。他にもスプリットスクリーンレイアウトを取り入れたデザインも試みています。

Web業界は、技術の進歩や変化が激しい業界です。常に最新のトレンドをキャッチアップし続けなければなりません。
放送局の職員の方々も、新しい技術を取り入れることに対し寛容で、サポートしていただける環境でもあります。
恵まれた環境を活かして、積極的に最新技術を取り入れていき、私達が手掛けるWebサイト制作のクオリティの向上や、作業の効率化が図れればと考えています。

また、メンバーのWeb制作スキルの向上を目的として、勉強会を実施しました。
実際に行ったのがVBAを使用したHTMLの自動生成ツールの勉強会です。次回は、外部のWebデザイナーを招いてのセミナーを開催予定です。

私自身、最初のWeb業界での業務が独自ツールを利用したオペレーションだったこともあり、思うように制作に携われなかった経験があります。
未経験でこの業界に入ってきた方やオペレーション業務を担当する方の「学びたい気持ち」が理解できるので、ウェブスタッフのメンバーには、わけへだてなく制作を学び携われる機会を設け、スキルアップしてほしいという思いがあります。
今後は、勉強会の体制を整え、定期的な開催を計画しています。

目標はウェブスタッフにしかできないような人材育成システムを作ること

今後の目標は、Web業界の未経験の方の教育や研修にも関わっていきたいと考えています。

現状、Web業界は未経験だと入りにくいと言われています。経験を積みたくても、未経験者を受け入れてくれる企業が少ない状況です。

こうした状況を、Web業界に精通したウェブスタッフであれば、打開できると思います。
現在は、クライアントである企業に常駐する「常駐型制作請負」で業務を行っています。「常駐型制作請負」であれば、弊社の正社員が常駐し、人事権や指揮命令権を持ったうえで、Webサイトの運用を行うことができます。そのため、未経験者を自社で採用しやすく、Webサイトの運用を行う際に発生するオペレーション業務に携わりながら、実際の制作現場で教育や研修ができるメリットがあります。

この他社にはない制作環境下である「常駐型制作請負」の場をもっと増やし、活用することで、未経験の方の成長を促し、Web業界で活躍する人材をひとりでも多く輩出していけたらと思っています。